2014年6月24日火曜日

ダンオタ

いきなりですが今回はダンオタ(ダンサーオタク)について書きます。なぜか、私の身近なディズニー友達がそうだからです。
舞浜において、ある人たちにとってはダンサーはキャラと同じくらい、いやそれ以上に魅力的なものです。私の身近なダンオタたちを観察して分かった彼らのすごさは次の通り。

・推測力
彼らは追っている(お気に入りの)ダンサーを拝むために自らの経験とデータに基づいてものすごい推測をしているのです。
ダンサーは基本的に週休2日シフト制なので、誰がどのショーまたはパレードに何回目にどこのポジションで出演するのか知っておかなければお気に入りのダンサーをベストポジションで拝むことはできません。しかし、もちろんそのシフトは公表はされていません。そしてダンサーの氏名なども普通は知りえません。そこでダンオタの情報源となっているのが2ちゃんの掲示板です。そこに「ポジ報」(ポジション報告)というスレがあり、その日そのショーを見た誰かが、「だれがどこのポジションだったか」を書き込むのです。そこになぜか本名で書かれているのかはおそらくたまたま知った誰かが書き込み始めたのでしょう。
私の知人ですごいのは、一週間、一か月のポジションから、自分の行く日のポジションを予測するのです。本人いわく、規則性があるらしいのですが全然さっぱり理解できません。
また、一日複数回行われるショーによってはAシフ、Bシフ、オールなど一日の中でも何回目に出るのか推測しなければならない場合もあります。昨日Aだったから明日はオールとか、、、たまにオフ出という本来ならばオフの日でいないはずなのに誰かの代わりに出ていたり、その逆の場合もあります。外せば地獄、当たれば天国というところでしょうか。

ちなみに彼らは自分が追っているダンサーのドンピポジを完全に把握しています。
今日はどのポジで出るからどのブロックの何列目に座ればいいとか、全部覚えています。
顔が見えれば少し外しても写真は撮れますが、ショーによってはマスクをしていて顔が分からない場合もあります。その時は身長やスタイル、動きや位置で確認するしかありません。
とにかく彼らは日々頭を使っているのです。

 ・追いが出てないなら見ない
彼らは、追っているダンサーが出ていないと分かるとそのショーやパレードはみません。帰ります。
そもそもダンサーが出てないと分かっている日には舞浜に行きません。彼らもオフなのです。
例えば、ダンオタの友人とあるショーに並んでいた時のこと。前には数組並んでいましたが、前の回の公演に追っているダンサーが出ていないと分かると、せっかく何時間も待ったのに列から抜けてどこかへ行ってしまいました。
と思ったら次の次の回の列に並んでいました。つまり1、2回目には出ないとわかったが、3回目はもう人がいっぱい並んでいて希望の席では見れないのでその次に並んだということです。これで、朝から晩まで同じ場所で待ち続けるということになります。そんなの絶対無理。いや、彼らにとってはそれが普通なんです。もちろん年間パスポートがあって毎週来てるからできることです。

・被り排除
これは一部の残念なオタに限りますが、あるパレードにポジろうとした友人が言われたこと。
「〇〇さんなら隣は無理なんで。」 
訳すと、
「〇〇さん(というダンサー)目的なら、隣には座らないでください。」という意味です。
つまり、自分の隣に「被り」つまり同じダンサーを追っている人が座ってしまうと邪魔なんです。
なぜ邪魔かというと、ファンサ(ファンサービス:目線、ポージング、手遊びなど)を独り占めできないからです。これ、何も知らない人が聞いたら〇〇さんて誰だよ!って話ですよね。
もちろん、誰にでも言うわけではありません。それを言った人は前の回で、友人が同じダンサーを追っていたのを見ていたんです。なんという観察力、そしてライバル意識。
友人も自分が見られていたのを知ってておとなしく別の場所に移動したそうですが、、、、

Dオタには「被り」が嫌いな人はたくさんいます。勝手にライバル意識を持って勝手に対抗してればいい話ですけど、人を巻き込むのはよくないですね。くだらないし幼稚です。

・外部公演 
ダンサーは舞浜以外でダンス教室をやっていたり、ダンスチームに入っていたりすることもあります。中にはブログをやっていて、外部公演の情報を得ることができる人もいます。
行ってみればそこにもディズニーのバッグと一眼を持ったダンオタばかりいるとか。
外部公演は舞浜と違って、ダンサーたちと直接触れ合えるチャンスなので、プレゼントを渡したり喋ったり、2ショット写真を撮ったり。アイドルの握手会みたいなものですね。
なにより自分の名前と顔を覚えてもらえることで、舞浜でのファンサがされやすくなるわけです。なるほど。

・自己主張
外部公演などで自分を覚えてもらったらあとはひたすらアピールするわけです。
最近は気づいてもらいにくい夜のショーであらかじめ伝えておいた色のペンライトを振ってアピールし、こっちを向いてくれたところを写真に収めるという業が流行しているそう。先日斜め前の女性がピンクのペンライトを持ちながら撮影していてなんだろうと思っていたら横や後ろにも違う色のペンライトを振っている人がいました。みなさん良く考えますね。ライトの色なんて数限れると思いきや、2色を組み合わせたりしているそうです。すごいですね。
ただ、基本的にショーやパレードはほかのゲストの邪魔になるようなことはNGですのでそこは気を付けましょうね。

他にもいろいろ興味深い点はありますが、
とにかく彼らはものすごい情熱と根性を持って舞浜に毎週足を運んでいるのです。

上記で挙げた友人というのは女性ですが、もちろん男性のダンオタもいっぱいいます。
可愛い女性ダンサーはいっぱいいますからね。ストーカーとかないといいですけどね。

ちなみに私はダンオタではありませんが、ダンサーは好きです。生まれ変わったらなりたいものの一つです。素敵な衣装を着て大好きなディズニーの音楽に乗せて踊りたい。
今からでも遅くないでしょうか・・・・



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